生活の批評誌

「生活の批評」を集める、大阪を拠点とする雑誌です。

『生活の批評誌』5周年集会 〜「個人メディア」という謎〜

 

2017年創刊、関西発、“生活と批評を隣り合わせにする”雑誌『生活の批評誌』5周年を記念して、初の“集会”を開きます。


『生活の批評誌』は企画・編集・発行をひとりで担ういわゆる「個人メディア」です。これまで全5号を作り上げてもなお、われながら、この「個人メディア」という形式への“謎“は増えるばかりです。

そこで5周年の節目を存分に活かすべく、この”謎”をめぐって、同じく「個人メディア」の作り手として活動するお二人を招きし、この謎にとことん向き合います。

『生活の批評誌』のこと、お互いのメディアのこと、“編集“のこと、聞き合い話し合う二時間。それぞれ年は10歳違い、年代も受容してきたカルチャーも異なる、それでいてお互いの媒体の読者でもある三人の初の共演です。

『生活の批評誌』なんだそれ?という方も、長年の読者様も、5周年の節目のお祝いに、反省に、今後の作戦会議に、どうぞお立ち会いください。(『生活の批評誌』編集長 依田那美紀)


★参加者の方には特典として『生活の批評通信』5周年記念号をプレゼント!

 

▼チケット購入はこちら▼
https://seikatsuhihyou5.peatix.com/

 

■日時
2022年9月17日(土)18:00〜20:00 (開場は20分前)*アーカイブあり

■会場
Calo Bookshop & Cafe (大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル5階)
(大阪メトロ四つ橋線肥後橋」駅より1分/御堂筋線淀屋橋」駅より5分)

■参加費
会場・オンラインともに 1,200円 (会場は別途ドリンク代必要)
*参加者の方には特典として『生活の批評通信』5周年記念号をプレゼント!
*書籍付きチケットもあり

 

■登壇者
・鈴木並木(普通に読める日本語の雑誌『トラべシア』発行人)
1973年、栃木県生まれ。東京都在住。派遣労働者。1990年代後半から個人発行のコピー誌・リソグラフ誌をいろいろつくって無料で配布してきた。2016年、初の有料メディアとして、普通に読める日本語の雑誌『トラベシア』を創刊。現在まで6号を発行。最近はおもに、これまでの失敗を反省しながら今後の方向性を模索する活動をしている。座右の銘は「名より実」。嫌いな言葉は「DIY精神」「でも、やるんだよ」。

 

・山本佳奈子(ウェブマガジン『Offshore』・アジアを読む文芸誌『オフショア』編集)
1983年生まれ、神戸市在住。2011年に香港、北京、上海、香港、バンコク等を旅行し、各地に住む音楽家やアーティストらと交流を深める。そのとき現在進行形のアジアを日本語で発信するメディアがないことに気づき、ウェブマガジン『Offshore』を立ち上げた。特にアジアのインディー音楽や地下音楽を、記事やイベントを通して紹介してきた。2022年からは、アジアを読む文芸誌『オフショア』としてリニューアル。寄稿者を招き年二回の刊行を予定している。

 

・依田那美紀(『生活の批評誌』編集長)
1993年石川県生まれ。地方国立大学卒業後、大阪府を経由して現在は京都府在住。大学時代に学生主体のフリーペーパー制作団体に所属、社会運動にも片足突っ込む。2017年より「生活」と「批評」を隣り合わせにすることを目指す雑誌『生活の批評誌』の編集長(ひとり編集部)。Zine『シスターフッドって呼べない』(2019)を発行。井上彼方編『社会・からだ・私についてフェミニズムと考える本』(社会評論社,2020)に参加。